個人事業主の場合、1枚のクレジットカードを仕事でもプライベートでも使っていることも多いです。

仕事で使う文具も家の光熱費も同じカードで払うようなケース。

本来は、キッチリ2枚に分けるのがベター。

でも、仕事の経費は「消耗品費」、プライベートは「事業主貸」のような仕訳を作ることができます。

カード会社のCSV履歴を上手に使えば簡単です。

仕事で使うお店、プライベートで使うお店が完全に違うケース

仕事でもプライベートでも1枚のカードを使う場合でも、仕事とプライベートで使うお店がハッキリ分かれるケースは簡単です。

  • 仕事では小田急デパート
  • プライベートでは京王デパート

このような場合は、エクセルの計算式で次のように設定してあげます。

  • 摘要が小田急・・・勘定科目は交際費
  • 摘要が京王・・・勘定科目は事業主貸

摘要によって勘定科目を自動で決めるエクセルの算式は、こちらの記事で詳しく説明しています。

できるだけ機械的に自動で経理処理を進めたいなら、お店かカードを「分ける」努力が必要です。

同じお店を仕事でもプライベートでも使うケース

例えば、セブンイレブンで、仕事の打ち合わせ時の飲み物を買ったり、お昼ご飯を買うって人。

飲み物は仕事の経費で、お昼ご飯はプライベートの支出です。

これでクレジットカードが1枚の場合、同じセブンイレブンの買い物でも、手動でプライベートなのか仕事なのかを区分しないといけません。

ただ、区分さえすれば、仕訳データが出来上がる状態にすることは可能です。

こんなCSV明細を使って弥生会計に取り込む仕訳を作る

セブンイレブンとイオンが家の近くにあって、仕事でもプライベートでもよく使っている人をイメージしてください。

今回は、このCSVデータを使って弥生会計に入れる仕訳を作ります。

エクセルの算式の作り方は、他の会計ソフトでも同じなので、お使いの会計ソフトで試してくださいね。

仕事とプライベートを手動で分ける

ここから、CSVデータに算式を設定していきます。

思い出したり、レシートを確認して、取引を仕事かプライベートかを区分します。

「仕事」「プライベート」としましたが、「1」「2」など、区分方法は何でもOKです。

とりあえず全部仕事として相手勘定科目を決める

まずは、どんな取引も仕事だと決めつけて、相手勘定科目を設定します。

仕事で使うときの勘定科目をデータベースから決めます。

摘要から勘定科目を引っ張ってくる方法はこちらをご覧ください。

プライベートなら事業主貸に直す

プライベートのときは、会議費や交際費などの科目を事業主貸に直す算式を設定します。

=IF(M9=”プライベート”,”事業主貸”,O9)

もし、プライベートなら事業主貸に変更し、仕事なら変更しないって意味の関数です。

プライベートは、事業主貸で処理し、仕事の経費は自動で勘定科目を振り分けることに成功しました。

もし、一つ目の仕訳は、やっぱり仕事用だったって気づいたら、「仕事」に直せば勘定科目も会議費に直ります。

あとはインポート仕訳を作るだけ

勘定科目さえ決まれば、金額や日付などはCSVのデータをそのまま使って仕訳を作るだけです。

クレジットカードの種類、使っている会計ソフトによって、やり方は変わってきます。

会計は2回に分ける

もし、セブンイレブンで仕事用の文具と家庭用の食品を買う場合、会計は2回に分けましょう。

全部で600円で200円だけ仕事用の場合、仕訳は手入力するしかありません。

レジの人はいやがるかもしれませんが・・・。

1枚のカードで仕事でもプライベートでも使う、まとめ

1枚のカードを仕事でもプライベートでも使う場合、会計ソフトへの入力が面倒になります。

でも、CSVファイルで公私を区分するだけで、仕訳が自動で作る方法もあります。

カードを2枚に分けるのがイヤなら試してみる価値はあるでしょう。