Amazonのビジネスアカウントでは、注文履歴をCSV形式でダウンロードできます。このCSVファイルを使えば、弥生会計に取り込むのも簡単です。

もし、Amazonビジネスアカウントを使っていて、仕事でAmazonをよく使うなら、試してみる価値アリです。

Amazonビジネスアカウントの履歴を使って弥生会計に取り込む手順

早速、Amazonから履歴を取得して、弥生会計に取り込むまでの一連の流れを確認してみましょう。

CSVダウンロード、デフォルトor絞り込み

Amazonビジネスアカウントの「ビジネス分析」を選択します。

「注文履歴」を選択し、「CSVダウンロード」を押します。

そうすると「report_csv」という題名のCSVファイルをダウンロードできます。

記載されている内容は全59項目もあり、次のとおりです。

番号 項目
1 注文日 2018/3/28
2 注文番号 250-1234567-8765432
3 グループ XYZ株式会社
4 発注番号 空欄
5 注文数量 1
6 注文小計 ¥1,400
7 注文の配送料および手数料 (税込) ¥648
8 注文の消費税 ¥0
9 注文の割引/プロモーション (税込) ¥0
10 注文の合計 (税込) ¥2,048
11 注文状況 保留中/完了
12 承認者
13 ユーザー名 XYZ株式会社
14 ユーザーのEメール —-@gmail.com
15 請求書状況 該当なし
16 合計額 ¥2,048
17 請求額 ¥2,048
18 請求書発行日 2018/3/29
19 請求書の期日 該当なし
20 支払認証ID/請求書番号 1234123412341234
21 支払い日 該当なし
22 支払い金額 ¥2,048
23 支払い方法の種類 MasterCard
24 支払いID 1234
25 発送日 2018/3/29
26 納品状況 出荷済み/出荷準備中
27 配送業者の問い合わせ番号 123412341234
28 発送数量 1
29 発送先住所 会社名、住所、〒
30 発送商品の小計 ¥1,400
31 発送商品の配送料および手数料 (税込) ¥1,400
32 発送商品の割引/プロモーション (税込)
33 発送商品の消費税 ¥0
34 発送商品の合計 (税込) ¥2,048
35 配送業者名
36 商品カテゴリー Home
37 ASIN B01MF9YVBY
38 商品名 ウィッカー バスケット
39 UNSPSC
40 コンディション 新品
41 参考価格 ¥5,184
42 単価 ¥1,400
43 商品の数量 1
44 商品の小計 ¥1,400
45 発送商品の配送料および手数料 (税込) ¥648
46 商品の割引/プロモーション (税込)
47 商品の消費税 ¥0
48 商品および配送料の合計 (税込) ¥2,048
49 発注行番号
50 法人価格割引
51 法人割引 (割引額)
52 法人割引(割引%)
53 グループコード
54 部署コード
55 コストセンター
56 プロジェクトコード 所在地
57 所在地
58 任意フィールド
59 出品者 Amazon.co.jp

デフォルトでは、全項目が表示されているので、CSVファイルにも全項目が記載されます。

ざっと眺めてみると分かるとおり、弥生会計への取り込みに不要な情報がほとんど。

絞り込んでからCSVダウンロードしたほうがスッキリします。

今回は、「商品情報」「出品者情報」だけで十分なので、他の項目はチェックを外してダウンロードしました。

これでCSVをダウンロードすると、だいぶ少なくなります。

番号 項目
1 注文日 2018/3/28
2 注文番号 250-1234567-8765432
3 商品カテゴリー Home
4 ASIN B01MF9YVBY
5 商品名 ウィッカー バスケット
6 UNSPSC
7 コンディション 新品
8 参考価格 ¥5,184
9 単価 ¥1,400
10 商品の数量 1
11 商品の小計 ¥1,400
12 発送商品の配送料および手数料 (税込) ¥648
13 商品の割引/プロモーション (税込)
14 商品の消費税 ¥0
15 商品および配送料の合計 (税込) ¥2,048
16 発注行番号
17 法人価格割引
18 法人割引 (割引額)
19 法人割引(割引%)
20 出品者 Amazon.co.jp

1/3ほどに減りましたので、だいぶ少なくなりました。

今回はこの情報を使って、弥生会計へ取り込んでいきます。

弥生会計の仕訳インポートに必要な情報

Amazonの履歴を使って、弥生会計に仕訳インポートするには、弥生会計が指定する形式に合わせないといけません。

1.識別フラグ
2.伝票NO
3.決算
4.取引日付
5.借方勘定科目
6.借方補助科目
7.借方部門
8.借方税区分
9.借方金額
10.借方税金額
11.貸方勘定科目
12.貸方補助科目
13.貸方部門
14.貸方税区分
15.貸方金額
16.貸方税金額
17.摘要
18.番号
19.期日
20.タイプ
21.生成元
22.仕訳メモ
23.付箋1
24.付箋2
25.調整

コピペ専用のエクセルシート

Amazonの注文履歴をコピペすれば、自動的に弥生会計へ取り込む仕訳が出来上がるようにエクセルシートを作ります。

固定する項目

弥生会計インポート形式の25項目のうち、全仕訳とも同じになるものがあります。

番号 項目 設定
1 識別フラグ 2000
5 借方勘定科目 未確定勘定
8 借方税区分 課対仕入込
11 貸方勘定科目 Amazon
14 貸方税区分 対象外
20 タイプ 0
25 調整 no

Amazonでは、新聞図書費や消耗品費や事務用品費など、いろんな勘定科目が関係するので、借方勘定科目は未確定勘定にしました。

「Amazonでは本しか買わない」なら「新聞図書費」に固定してOK。

また、貸方勘定科目は「Amazon」としました。

勘定科目Amazonを使う理由は別の記事にまとめたので、気になる方はこちらの記事を参考にしてください。

>>準備中

取引日付=注文日

Amazonの注文日は、買い物カゴから注文した日なので、実際に荷物が届いた日より早いです。

エクセルの算式では、注文日と取引日付を「=」でつないであげればOKです。

引き渡しの日に債務確定という原則からは外れますので、これが気に入らない場合は請求日を使ってください。

「借方金額」「貸方金額」=「商品および配送料の合計 (税込)」

Amazonビジネスの注文履歴CSVには、同じ金額が何度も出てくるので、どれを使っても構いません。

最後のほうに出てくる「商品および配送料の合計 (税込)」の金額をイコール算式で結ぶことにしました。

「摘要」=「商品名」&「出品者名」

摘要は、購入先だけしか記載しないと、「Amazon.co.jp」ばかりで何を買ったか分かりません。

そこで、「ボールペン/Amazon.co.jp」と表示させる関数を使います。

商品名がE列、出品者名がT列に記載されているなら、算式は次のとおりです。

=E1&”/”&T1

※勘定科目をAmazonとするなら、「Amazon.co.jp」と表示させなくてもいいと思います。商品名とイコールでつなげばいいでしょう。

エクセルの加工がイマイチ分からない

言葉で説明したので、エクセルの算式が具体的にイメージしにくいかもしれません。

そんなときは、図を使って説明している別の記事をご覧いただいたほうがいいです。

あとはインポートするだけ

一度コピペ専用のエクセルを作ってしまうと、毎回の弥生会計へのインポートは簡単です。

AmazonビジネスからCSVダウンロード

インポート用テンプレートにコピペ

弥生会計への取り込み

Amazonのヘビーユーザーほど、早めに着手して弥生会計の手入力を減らしてほしいですね。

ビジネスアカウントじゃなく一般アカウントだとダメ?

Amazonのビジネスアカウントを使わずに、一般アカウントで仕事の道具を注文している会社や事業主も多いです。

一般アカウントを弥生会計に取り込む方法はないのでしょうか?

一般アカウントはCSVダウンロードなし

CSVファイルのダウンロードはビジネスアカウントのみなので、先ほど紹介した方法は一般アカウントでは使えません。

アプリ、フリーソフトなどで履歴を取得する

アプリやフリーソフトなど、検索すればAmazonの注文履歴を抽出する方法は出てきます。

ビジネスアカウントを使わずに何とかしたいなら、「Amazon 履歴 抽出」などで検索してみてください。

クラウド会計ソフトで抽出

マネーフォワードなどの会計ソフトは、Amazonと連携させて、注文履歴を抽出して取り込んでくれます。

ただ、これらを使うなら、最初から弥生会計に取り込む意味がないですよね。

また、量が多いとエラーが出たり、ときおり履歴が抜けるなど、まだまだ発展途上の部分があるという書き込みもあります。

それなら、ビジネスアカウントを作って、CSVで確実に弥生会計にインポートしたほうがいい気がします。

Amazon履歴を弥生会計に取り込む、まとめ

Amazonの履歴はビジネスアカウントならCSVファイルでダウンロードできます。

このCSVファイルを加工すれば、弥生会計にインポートすることが可能なので、仕事でもAmazonをたくさん使うなら試してみてください。

ただ、一般口座ではCSVダウンロードはできないことには注意が必要です。