JDL IBEX出納帳MajorにはCSVファイルをインポートする機能が備わっています。しかし、CSVファイルが取り込めるのは預金出納帳のみで、電子マネーをインポートする画面はありません。そこで、JDL IBEX出納帳Majorの預金出納帳を加工して、電子マネーのCSVファイルをインポートしてみたところ、うまくできました。Suicaを例に説明しています。

JDL IBEX出納帳Majorの預金CSVファイルインポートがすごい

JDL IBEX出納帳Majorは、直接入力することもできますが、CSVファイルをインポートすることで手作業による仕訳入力を減らすことができます。オンラインバンキングからダウンロードしたCSVファイルを読み込むことで、勘定科目や税区分を自動で設定してくれるところが優秀です。

預金CSVファイルを実際にインポートした記事はこちらです。

預金出納帳で電子マネーSuicaの履歴をインポートする

JDL IBEX出納帳MajorのCSVインポート機能は、預金専用です。そのため、電子マネーのインポートは想定していません。しかし、工夫すれば、これらもインポートが可能です。Suicaでチャレンジして、うまくできました。

電子マネーSuicaをインポートする

電子マネーの代表格Suica。Suicaインターネットサービスから利用明細をダウンロードできるので、この利用履歴CSVファイルをJDL IBEX出納帳Majorにインポートします。

Suicaインターネットサービスからの利用履歴のダウンロードについては、こちらの記事を参考にしてみてください。

今回は、事前にIBEX出納帳Majorインポート用に、下のCSVファイルを準備しました。

↓まずJDL IBEX出納帳Majorを開き、メニューの「帳簿を準備する」から「勘定科目・補助」選択します。

↓次に「普通預金」のあたりにカーソルを合わせ、「科目を追加」を押します。

↓科目コード1312を追加します。正式科目名称は「Suica」。略科目名称は「スイカ」にしておきます。入力が終わったら登録します。(クレジットカードも使うので「1313AMEX」も登録しました。

↓次に最初の画面から「帳簿を準備する」→「帳簿設定」を選びます。

↓預金出納帳の「1312スイカ」「1313AMEX」にチェックを入れます。終わったら右下の登録ボタンを押します。

↓またトップ画面から「帳簿・伝票に記載する」→「出納帳」を選択します。

↓預金出納帳のタブをクリックして「1311普通預金」が入っているところをクリックします。スイカやAMEXが登録されているはずなので、「1312スイカ」を選択します。

↓「編集」のリストから「出入金明細取込」を選びましょう。

↓スイカの取り込み設定が必要なので、「追加」を押します。取り込み画面が出てきました。

↓インポートするCSVファイルを選択すると読み込まれます。一番上の行はインポートしないので、「取り込む行の指定」は2行目からスタートさせます。左下で直します。

↓次に「未設定」から「日付」に変えると、日付が指定されます。

↓金額や摘要は特殊なので、「拡張設定」が必要です。金額はプラスマイナス表示、摘要が複数列にあるので、それぞれ設定します。

↓拡張設定後に「金額」を設定すると、取り込み用にも反映されました。

↓摘要は3つまでつなげて表示ができます。つなげるとちょっと変な表示になりますので、好みで調整してください。ここまでできたら、右下の設定終了を押します。

↓取り込みができました。初めてSuicaを取り込んだので、「001科目未決」となっています。

↓相手勘定科目や消費税区分を選んであげましょう。物販はレシートを見ないと分からないので「仮払金」、オートチャージはAMEXカードからなので「AMEX」、その他は乗車なので「旅費交通費」としました。

↓2回目以降のスピードアップ感を伝えたいので、次は下のCSV履歴をインポートしてみます。日付や駅名や金額を変えてみたので、そこを赤字で表示しています。(乗車金額は適当、残高は消しました)

↓預金出納帳から「入出金取込」を選ぶと、先ほど登録した「スイカ」がありますので、これを選択します。

↓CSVファイルを選ぶと、日付や金額や摘要も先ほどの設定通りに読み込めています。

↓しかし、ここで残念なことが・・・。物販以外の勘定科目設定は「001科目未決」となっています。摘要の部分一致では「旅費交通費」や「AMEX」と判断してもらえません。赤枠の項目を選択する手間がありました。

JDL IBEX出納帳Majorはそもそも電子マネーのインポートを想定していないので、仕方ないのかもしれません。乗車区間を摘要にせず、「入」「物販」「オート」だけなら科目を自分で選ばなくても大丈夫ですが・・・。

ちなみに、弥生会計へのSuicaインポートはエクセルテンプレートを作り上げれば、駅名に関係なく「旅費交通費」や「AMEX」を自動設定させることもできます。

JDL IBEX出納帳Majorで電子マネー(Suicaなど)をインポートする工夫、まとめ

JDL IBEX出納帳MajorのCSVインポートは、オンラインバンキングの預金口座を想定しています。しかし、少し設定を変更すれば、電子マネーのインポートも可能です。ただ、利用駅まで摘要にインポートすると、勘定科目の自動設定ができなくなるので、そこだけ面倒な部分は残ります。