クレジットカードを使うと、1ヶ月分の取引履歴がCSVデータでもらえるので経理が楽になります。このサイトでは、経理を楽にする目線かから、事業専用クレジットカードの利用をオススメしています。でも、1枚のクレジットカードで家庭用も仕事用も使っている人も多いです。この場合、経理を楽にするにはどうしたらいいでしょうか?

家庭用と仕事用が混ざっているクレジットカードは非推奨

クレジットカードはCSVデータを取れるので、会計ソフトに取り込むのが簡単です。でも、会計ソフトは仕事用なのか家庭用なのか判定することはできません。そこで、一手間加える必要があります。経理を楽にするという目線ではあまりオススメできる方法ではありません。

CSVデータを会計ソフトに取り込む場合

クレジットカードのCSVデータを会計ソフトに取り込む場合、仕事と家庭の費用が混ざっているときは、次の2通りに区分します。

100%プライベート経費を削除して会計ソフトに取り込む

CSVデータをエクセルで開き、プライベートな取引を削除してから会計ソフトに取り込む方法です。「セル(行)の削除」で消してからインポートします。プライベート経費が帳簿に記載されないメリットがある反面、取り込みの都度同じ作業を繰り返す煩わしさがデメリットです。

freeeやマネーフォワードといった直接連携の会計ソフトでも、プライベートな経費を無視して取り込まない方法があります。

100&プライベート経費もまとめて取り込む

エクセルで削除するのが面倒なのであれば、プライベートな支出も会計ソフトに取り込んでしまう方法もあります。取り込んでも会社や個人事業の経費に入れなければ税務署的に問題はありません。事業主借、役員借入金といった科目で処理します。

この方法だと、先ほどの逆です。削除の手間はありませんが、プライベートな経費が帳簿に記載されるデメリットがあります。

エクセルでは、摘要に応じて「消耗品費」「事業主借」「役員借入金」などの勘定科目を関数で設定することも可能です。こちらの記事に書きましたので、まとめて取り込む方式の場合は参考にしてみてください。

会計ソフトfreeeには家事按分機能があるけど・・・

クラウド会計ソフトのfreeeには、家事按分という機能があります。毎月支払う家賃のうち60%が事業用で40%が家庭用と設定することで60%だけを経費に入れることができます。

品目の追加、家事按分の設定、これらを使いこなせばいいのですが、完璧に使いこなすのは難しいです。とりあえず、事業用経費として取り込んでおいて、決算整理で年額の40%を「事業主貸/経費」と経費を減らすほうが簡単です。

やはりプライベートと仕事はクレジットカードを分けるべき

プライベートと仕事で同じクレジットカードを使うことは可能ですし、経理処理も難しくはありません。しかし、経理が楽かどうかを考えると、仕事と家庭をきっちり分けたほうがかなり楽です。

対税務署へのアピールになる

税務調査の際に、「仕事に関係ない支出を経費に計上しているかどうか」は厳しくチェックされます。仮に、クレジットカードを2枚持っていて、1枚を仕事用、もう1枚を家庭用とします。こうすれば、仕事用と家庭用できっちり分けているというアピールができます。

ポイントやマイルは合算も可能

クレジットカードを分けると、ポイントやマイルが分散することが嫌だと思う人も多いです。同じブランドで同じ名義ならポイントやマイルを合算してもらえるブランドが多いので、合算できるカードを使えば気にしなくていいです。

やはりプライベートと仕事はクレジットカードを分けるべき

経理の効率化にクレジットカードは便利です。仕事用の家庭用の経費が混ざってしまうと区別が大変なので、カード自体を分ける方法がベストです。どうしても1枚のカードで済ませたいなら、区分で手間がかからないように、取り込みを工夫したほうがいいでしょう。